今からさかのぼること約一ヶ月。
年が明けて最初の開館日に出勤してきたスタッフの目に飛び込んできたのは、
天井の一部がボロッと落下した事務室の姿でした。
原因は、事務室真上にある2階ベランダの排水管の詰まりと結露。
積もって溶けた雪がうまく排水されないせいでベランダに
水がたまってしまい、それがもとで天井裏に雨水と大量の結露が発生。
その水が天井材の岩綿(ロックウール)吸音板に染み込んでいき、
自らの重みに耐え切れなくなった天井材が落下・・・というわけ。
自分で書いていて何ですが、建築関係に詳しい方以外には
さっぱりおもしろくも何ともない説明ですね。
とりあえず、落ちた天井材を張り替えるよりも原因を絶たなきゃ、ということで。
恐らく施工時のミスによってモルタルで詰まっていた排水管を広げるとともに、
結露しそうな箇所の断熱処理を行いました。
多分これで改善されるはず・・・!
実は今回落下した部分のほかにも、事務室の天井には雨漏りしたような染みが
至るところにありまして。
こんなふうに。
でも今回の工事で元を絶ったから大丈夫だろう!と判断して
あまりにも染みている部分を張り替えることにしました。
はがして・・・
新品を張りなおして。
完成写真がこちら。
張りなおした奥のほうだけ、天井が白い!
1969年(昭和44年)に建てられた青年センター。
こんなこともそこそこ(いや結構?)ありますが、スタッフもお客さまもみんなで
毎日大事に使っています。
センター長 佐々木やすひろ