就労等意欲喚起プログラム報告会

120324_sen59_1_DSC_0005.jpg函館市就労等意欲喚起プログラム事業終了報告会が22日(木)に亀田福祉センターで行なわれました。青年センターも3名の方をボランティア・就労体験者として受け入れましたので報告会に行ってきました。この日は参加者や受入企業など約30名が参加しました。青年センターでは主に参加者の方に館内外の清掃をしてもらいました。視察の様子はこちらから

このプログラムは、函館で生活保護を受けている方が
参加した体験を通して主体的に社会とかかわりを持ち
他者から必要とされる経験を得ることで
自らの就労意欲を向上させるのがねらいです。

今年度は41人(男性23名、女性18名)がプログラムに参加しましたが、
そのうち26人が受け入れ先で実際にボランティア活動をしたそうです。

120324_sen59_2_DSC_0014.jpg報告会では函館市福祉部生活支援課長のあいさつのあと、スタッフ紹介と事業経過・報告、参加者3名からは下記のような感想がありました。とても充実したボランティア体験をできた御様子です。

「ボランティアを通じて人に必要とされ、話を聞いてもらえてとてもうれしかったし、前向きになれました。」
「ただ、参加するのではなく仕事を探そうとする人間性を磨いていければと思います。」
「これからも社会勉強して1日も早い社会復帰をしたい。」

120324_sen59_3_DSC_0020.jpgまた、受入先である函館市地域交流まちづくりセンターのセンター長の丸藤さん(青年センターの理事長)からは「参加者の方には主に新聞のスクラップをお願いしました。地味な作業のようですが、数年後必要になってくる場合があるのでとても重要な仕事です。綺麗な花を咲かせるためには、いい土を育てなければなりません。とても助かりました。しっかりと真面目に大変な仕事を積極的に引き受けてくれたり、もっと働きたいという意思表示をしてくれたのでもっと自分に自信をもってください」と激励のあいさつがありました。


平成24年度もこの事業が継続して行なわれることが決定したそうです。
もちろん青年センターでも次年度も受入れる方針です。

ボランティアを通して、一人でも多くの方が御仕事をする
楽しさと喜びに触れてもらえるように協力をしたいと考えています。

センター長 仙石