3年間をふりかえって

私たち函館市青年サークル協議会グループが、青年センターの指定管理者を平成21年4月から務めさせてもらってから早3年が経ちました。「この施設をもっとよくしたい!可能性にかけてみたい!」という思いで始まった指定管理業務ですが、私たちの不慣れな運営を支えてくださったのは他でもない利用者の皆さんです。おかげさまで、青年センターもスタッフも大いに成長させてもらったと思います。心から感謝しております。この4月からも2期目の指定管理者として、皆様と一緒に青年センターを盛り上げていけることになりました。重ねて御礼申し上げます。(新しいホームページもまもなく公開になります!)

時代のニーズは刻一刻と変化していく競争の時代です。前例だけにとらわれていては公共サービスといえどもいずれ淘汰されかねません。公共サービスはその地域に住んでいる人や利用者の方たちと協働で作っていくものです。そのパワーをもとに、皆が輝ける場所と出番を提供することで、人が人を幸せにし、その喜びが増えていくことで、それを大切にする「絆社会」が形成されます。内閣府が掲げている「新しい公共」宣言の「人々の支え合いと活気のある社会」とはまさにこのことだと考えます。その実現のために、私たちがこれまで以上に努力しなければならないのは言うまでもありませんが、皆様からのより一層のご協力なくしては実現できないことです。「こんなことやってみたい!」「こうしたらもっとよくなるよ!」などございましたら、御遠慮なくご意見をお寄せください。

いろいろな世代、立場の人が出入りするようになったことで、子どもがすくすく育つように、場所としての価値がどんどん育ってきています。青年センターはまだ小学校に入学したばかりの状態です。これからも成長しつづけていくために、今後とも格別なるご高配、ご協力をよろしくお願いいたします。

センター長 仙石智義