本日、函館市福祉部長の川越英雄様をはじめ、就労支援相談員の方々総勢14名が青年センターにお越しになりました。
昨年9月から実施されている「函館市就労等意欲喚起プログラム」の御視察です。
このプログラムを受託している自立支援センター茜(NPO法人ワーカーズコープ茜)の方から依頼をうけて、青年センターでは函館市から生活保護をうけている3名の方をボランティア・就労体験者として受け入れております。
このプログラムの趣旨は、生活保護を受けている方が
参加した体験を通して主体的に社会とかかわりを持ち
他者から必要とされる経験を得ることで
「お仕事をしたい!」
と自らの就労意欲を向上させるのがねらいです。
現在、体験者の方には、週1回2時間程度、3ヶ月で10回程度お越しいただいており、
青年センターとしては、主に館内の清掃や修繕のお手伝いをしていただき
とても助かっているところです!
先日全プログラムを終えた女性の方には調理室の清掃をお願いしていました。
その方は「お仕事しなきゃ!」と就労意欲がわいてきたそうで、
現在は就職活動を始めたとのことです。
これは函館市福祉部の方や自立支援センター茜の皆さんが試行錯誤されて出た結果だと思います。本当に頭がさがります。
このプログラムが発展することで、
函館市における生活保護受給者が減少するようにという思いでいっぱいです!
体験時間を延長してもらうことや他の受入れ先との情報交換会をさせてもらえればなど・・・
川越福祉部長にお話させてもらいました。
このプログラムに参加した方にはお仕事をすることの楽しさを知ってもらって、
函館を愛してもらい、お仕事を通じてイキイキと楽しく過ごしてもらいたいと切に思います!
センター長 仙石