雪の日に、まなぶ。

とうとう函館にも雪が積もりましたね! 

P1060407.jpg

今これを書いている間にも、青年センターの前庭の木々が

どんどん白い衣で覆われていきます。 

 

さてそんな雪の中、市電に揺られて十字街のまちづくりセンターに行ってきました。 

P1670786.jpg

なぜかというと。 

 

P1670633.jpg

函館市の生涯学習事業「まなびっと」のフェスティバルが行われていたためです。

市内のNPO関係者や学生らによって構成される「まなびっと2010体験講座運営委員会」の

主催によるこの催しは、様々な分野で活動する市民が講師となり

ものづくり体験会や講義など16もの講座を一日に集中して行うというもの。

 

私は勤務の関係で午前中しか見学できませんでしたが、中でも興味深かったのは

地元函館の製作実行委員会メンバーがパネリストを務めた『映画「海炭市叙景」の魅力』。

P1670636.jpg

「あのおばあさんは監督がたまたま見付けて声を掛け、何度も足を運んで口説き落とした」とか

「フェリーの上から函館山が見えるシーンでは、カメラを回すまで山がどこにあるか

見えないほどの雪が降っていた」などなど、撮影に関わる興味深い秘話の数々に

皆さん思わず引き込まれていた様子。

 

P1670655.jpg 

「エキストラだったのに顔を作りすぎて監督に『やりすぎ』って言われた」という笑い話も。

 

P1670661.jpg

市民発、そして市民参加によって制作された「海炭市叙景」の意義については

「我々のやったことがまちおこしにつながるかというとそれほどまでとは思わない。

だが、普通の人が集まってひとつのことを成し遂げたことに我々の拠り所がある気がする。

別にそれが映画である必要はなくて、そういうことに意味があるのだと思うし

現に今函館の若者たちが様々な形でそのような動きをしていることをうれしく思っている」

という趣旨の発言がありました。 

 

P1670647.jpg

実は私、試写会ですでに「海炭市叙景」は鑑賞させていただきましたが、

映画製作にかかわった皆さんのお話をもう少しいろんな機会にお聞きしてから

また見ようと思っています。 

そうすると、何倍も何十倍も楽しく見られるはず。 

 

さて、まちづくりセンター内の各部屋ではそのほかにも様々な体験講座が行われていました。 

P1670694.jpg  P1670718.jpg

(左)日本舞踊の体験

(右)大正琴の体験

 

P1670721.jpg  P1670755.jpg

(左)転写紙をお皿に貼り付ける「クリスマスプレートづくり」

(右)自分で作ったお手玉でジャグリング

 

P1670744.jpg  P1670728.jpg

段ボールでクワガタムシづくり

 

P1670689.jpg  P1670670.jpg

水引で作るお正月飾り

 

P1670767.jpg  P1670768.jpg

体験が終わった子どもたちにはゴム鉄砲や手裏剣投げといったミニゲームが用意されていました。

 

P1670769.jpg

紙の手裏剣を見事的に当てたお子さまには、特賞のプレゼント!

 

・・・という感じでなかなか盛り上がっていた「まなびっとフェス2010」でした。

ちなみに「まなびっと」には青年センターからも明本スタッフが運営委員(副委員長)として

参加しお手伝いさせていただいています。

皆さまもぜひぜひいろんな「まなぶ」機会を活用していただければ幸いです。

 

まなびっと体験講座のお知らせはまなびっと体験講座のブログでご確認ください。

センター長 佐々木やすひろ