今日、芸術ホールの地下「リハーサル室(フリールーム)」に
お茶の間が出現しました。
部屋の一角が、テレビのコントなどでよく見るようなお茶の間になってます。
・・・いや、最近はコントでも背景に絵を描いただけで済ませるようになっているので、
テレビ以上と言えるでしょう。
漫画雑誌が積まれていたり、写真が飾られていたり、統一感のない雑然とした感じが
リアリティを感じさせます。
・・・で、それってなんなんだという話ですよね。
実はこれ、演劇のセットなのです。
まあ予想通りですね。
以前この日記でもお知らせしましたが、青年センターでいつも練習している
「劇団G4」の10回目の公演「お茶の間災幸」がこの日芸術ホールで上演されまして。
冒頭の写真のお茶の間のセットは、この公演のためにG4の皆さんが用意したものです。
青年センターでは少し前からG4の皆さんが一室を使ってパネルを組み立てたり
それに色を塗ったりしていました。
メンバー自ら「こんなにマジメにセットを作ったのは初めて」と言うほどの熱の入れよう。
センターのスタッフも「どんなふうに使うんだろう?」と興味シンシンだったのですが、
こんなに素晴らしくなるとは・・・。予想以上でした!
さて演劇の中身のほうはというと、個人的にはもうちょっと笑いをたたみかけて欲しかったかなとも
思いましたが、それぞれのキャラがしっかりしてとっても分かりやすい楽しい劇でした。
今回の公演が初舞台という美男美女のおふたりが出演されていましたが、
これからもっともっと役者として成長するんだろうなあと思うと末恐ろしいですw
なぜか上から目線ですみません。
でも、早くもっといろんな役を見てみたいなあと思わせてくれるような演技でした。
演劇なんか観たことないぞ!という方も多いとは思いますが、生で観ると結構楽しいもんです。
そんな方がおられましたら、ぜひ劇団G4の次回公演をご覧ください。
きっと、何かに目覚めます(言い方が怪しいぞ)。
ちなみにこの日の公演には、正副センター長をはじめやたらと青年センターのスタッフが
観客として観に来ていました。
・・・みんな義理堅いな。
あっ、でも、観に来てるのは義理とかじゃなくて心から楽しみにして来てるんですよ。ええ。
センター長 佐々木やすひろ
写真提供:劇団G4