皆さん、こんにちは。
昨日青年センターでは、高校生を対象にした心理学セミナー
『相手の気持ちを知る~超カンタン心理学』講座を行いました♪
24名の参加者があり、1時間という短い時間の中
心理学ってなんだろう?カウンセラーって? というお話から
相手の気持ちを引き出すカウンセリング方法を学びましたよ!
講師は、北海道教育大学函館校准教授 今在慶一朗先生です。
まずは座学!!簡単な例文を参考にみんなで考えていきます。
真剣な顔つき! でも少し表情が硬いかな、、、
では、実践編!!
今回は世界的に最も有名で、カウンセリング技法の中でも基本のかたちである
<来談者中心療法>を用い、二人一組で会話をしながら実践していきました。
☆次のことに気を付けて、それぞれ1回ずつ行います。
1、相手の話に表情も動かさず何も対応しない。
2、相手の話にうなずくだけ。
3、相手が言ったことを一言ずつ確認していく。なぞっていく。
1の場合~ 2の場合~
3の場合~
写真からも少しわかっていただけるかと思いますが、
相手の対応によって同じ長さの話でも
時間の長さの感じ方や聴いてくれている感じが全く違いますよね。
カウンセラーは、相手を映す鏡の役割!
朝起きたら、髪形や服装をチェックしますよね。
寝癖がついていたら直そうとする。
そんな気づきを与えてくれる存在です。
相手を正すようなことをしなくても、自分ってこう思っていたんだ
ということを引き出してあげる。
カウンセリングと聞くと難しそうに感じ構えてしまいますが、
相手の気持ちや感情になぞり話を聴くということなら、
日常生活で実践できそうですよね。
...と言っても、
自分の周りにいる大切な人だと、ついつい自分の思っていることをぶつけてしまいがち、、、
まずそれを飲み込んで、相手の気持ちをなぞる会話を心掛けよう!
と思った、スタッフ 向平でした。