東日本大震災から1年が経ちました。

 あの震災から、今日で一年が経ちました・・・地震の規模を示すマグニチュードは9.0(世界4番目規模)で、死亡者数15,843人、行方不明者数3,469人、避難者数334,786人という未曾有の大震災の爪あとは今も残ったままです。
(死亡者数・行方不明者数の資料:警視庁2011年12月22日現在、避難者数の資料:東日本大震災復興対策本部、親を亡くした子どもの資料:育英会)

函館での被害も、金森赤レンガ倉庫群から函館朝市にかけて大きな津波がおしよせ、亡くなった方もいたほどの甚大なものでした。

震災による直接的被害や原発事故などで避難を余儀なくされ、函館におられる被災地の方も少なくなく、函館むすびば函館市ボランティアチーム 「はこぼー」が支援にあたっています。昨日このブログでも紹介したチャリティイベントの函館ハートプロジェクト主催の「函館からのおくりもの ~3.11 東日本大震災から1年。あの日を忘れないために~」も、本日10:00より金森ホールで実施されております。

これらの支援は、被災地・被災者のために自分たちが何か出来ないかと立ち上がった函館の有志の人たちの支えようという思いが一致した底力です。一人では小さな力でも、たくさんの人が結集することで大きな支援になります。

青年センターとしての支援は、震災発生時に利用者のみなさんやマキシマムライブにて募金を呼びかけて集めたものと、9月に実施された青年センターフェスティバルで集められた募金を、被災地を日々巡回し現場のニーズに対して柔軟に対応すべく、多様な属性の方々に配慮した避難生活の支援を行なっている「被災者支援情報センター」(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]が設立)に義援金として寄付させていただきました。

誰しもが何かしらの支援に参加でき、出番があると考えます。

私たちにできることは何なのか・・・

そして、いま大切にしなければならないものは何なのか・・・


それを忘れないように日々行動し、震災で亡くなった方への御冥福をお祈りするとともに、被災地の一刻でも早い復興を願いながら、これからも青年センターの運営に取り組んで参りたいと思います。

センター長 仙石